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リソースルームで収集している資料の一部を紹介します。(2008年10月新着分まで)

「医学と教育との連携で生まれた グレーゾーンの子どもに対応した作文ワーク 初級編 」新着図書

特別支援教育が必要な子どもを対象とした作文ワークブックです。「スモールステップで、補助となる情報」をたよりとして、「双方向のコミュニケーションになり得る『書き』(例えば、感想文)」を目指して作成されています。
初級は、ひらがなから始まり、観察して書く、理由を書く、道案内などの課題があり、教科との関連で利用できるワークシートが掲載されています。

「こども日本語宝島」

日本語を勉強している子どもたちが、身近なトピックで「ことばの活動」ができることを目的とした本です。子どもたちが、「自分を表わす」手助けとなるように、33のトピックから構成されています。「支援者のためのヒント」もあり、ワークシートを前にして、子どもと対話をしながら、楽しく取り組めるようになっています。

「外国からの子どもたちと共に」

「外国人児童生徒」「日本国籍をもっているものの来日したばかりで日本語がわからない生徒」を日本の学校で受け入れるための、手引き書です。「受入・適応」「日本語指導」「国際理解」の内容で受け入れにあたって想定される事柄について対応が具体的な資料や、教材とともに書かれています。

・中学校国語教科書・翻訳資料集(東京書籍) スペイン語版
・中学校国語教科書・翻訳資料集(東京書籍) ポルトガル語版
・中学校の英語 翻訳教科書 スペイン語版

2008年10月の新着図書でご紹介した、NPO法人子どもLAMPの翻訳教科書に、国語(スペイン語・ポルトガル語版)、英語(韓国語版)が新しく作成されました。母語をたよりとしながら、学習に参加することを目的とした教材です。
入手方法は、こちら(HP)をご覧ください。

リライト教材 (羅生門、山月記)

鳴門教育大学大学院の長谷川千賀さん制作の教材です。 羅生門:高校1年生の教材で音読譜、リライト注釈(やさしい日本語と中国語)、全文リライト 山月記:高校2年生の教材で音読譜、リライト 著作権の関係で、閲覧のみとさせていただきます。提供してくださった長谷川さんに感謝しています。今後も、このような、教材がシェアできるようなリソースルームを目指していきたいと思っています。

・中学校社会科重要語句日中対訳集 『地理・歴史・政治・経済 重点名詞集』(1997年、府外教)
・中学校理科の対訳教材『初中理科中日文対訳』(第1部分)(1997年、府外教、市外教)
・中学校理科の対訳教材『初中理科中日文対訳』(第2部分)(1997年、府外教、市外教)
・中学校数学1年の対訳集(啓林館)

★以下の資料は、大阪府外教、中国帰国者定着促進センターのご協力を得て、リソースルームの蔵書となりました。リソースルームに来室された方に、当日貸出をします。

・中学校社会科重要語句日中対訳集 『地理・歴史・政治・経済 重点名詞集』(1997年、府外教)
地理・歴史・政治・経済の重要語句の日中対訳集です。
・中学校理科の対訳教材『初中理科中日文対訳』(第1部分)(1997年、府外教、市外教)
・中学校理科の対訳教材『初中理科中日文対訳』(第2部分)(1997年、府外教、市外教)
中学理科第1分野を「入試で少しでも点が取れる」ことを目的にして、ポイント、重要語句、重要な図、出題のされ方という構成になっています。
・中学校数学1年の対訳集(啓林館)東大阪市立 盾津中学校
中学校1年数学の対訳集です。

進路ガイドブック「中学を卒業したら、どこで、何をしましょう?」
6カ国語版(タガログ語・スペイン語・中国語・ハングル・タイ語・英語)

多文化共生センター東京

東京の中学卒業後の進路案内のガイドブックです。日本語との対訳になっており、日本語の説明には、ルビが振ってあります。日本の教育制度の説明から始まり、多様なシステムの学校、試験の方法を説明してあります。保護者の方と子ども達、地域で支援する方等、参考になるガイドブックです。

学習語彙5000語
3カ国語版(中国語・スペイン語・ポルトガル語)

中学・高校生の日本語支援を考える会

日本語が初中級の非母語話者の中学・高校生を対象として、学習語彙を「学習者が、教科学習において、情報を収集し、内容を比較・分析し、推測や統合する。その思考活動に必要だと考えられる語彙」と定義し、作成されています。そのため、辞書とは違い、教科学習で使う語(例:花粉・水蒸気・主語・述語)を中心として用例とともに取り上げています。また、巻末には、社会科・理科の用語解説も図入りで付け加えられています。中学生、高校生の教材が少ない中で、母国で一定程度の教育を受けてきた中高生には、役立つ本だと思います。

中学校の英語 翻訳教科書 (中国語版・ポルトガル語版) 

子どもLAMP

中学校の英語教科書「NEW HORIZON」(東京書籍)1年〜3年の読み物部分を各中国語・ポルトガル語に翻訳してあります。特に、中国で英語を学習してきたのだけども、日本語に訳すことが困難な子どもには、英語を通して日本語も勉強できます。

中学校国語教科書・翻訳資料集 ―中国語― (東京書籍)

子どもLAMP

「新しい国語」(東京書籍)から5本程度の教材文を翻訳してあります。中国出身の子どもたちの母語保持伸長にも役立つ本となっています。

ダウンロード教材 在日ブラジル人児童のための算数教材 「かけ算マスター・日本語クリアー」
ダウンロード教材  在日ブラジル人児童のための算数教材 「割り算マスター・日本語クリアー」

東京外国語大学 多言語・多文化教育センター

東京外国語大学の在日外国人児童生徒のための教材開発プロジェクトの一環。ダウンロード教材です。以前紹介した足し算・引き算・漢字教材(2007年6月新着図書)に続く教材で、フィリピンの児童生徒のためにタガログ語版もダウンロードできます。

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ことばとおぼえる ひらがなワーク

愛知教育大学

ひらがなを定着させるために絵で言葉を覚えられるように作成されています。イラストもわかりやすく、すぐ覚えたほうがよい言葉が練習できる教材です。『日本語学級1』(大蔵守久、凡人社)のひらがなの学習順に準じています。

外国人児童・生徒のためのサバイバルカード

札幌子ども日本語クラブ

日本語を解さない来日したばかりの外国人児童・生徒が学校内での最低現の意思表示ができるように作成されています。表面には、「トイレに行きたい」等の10の表現が日本語で大きく書いてあり、裏面にはイラストと6カ国語の対訳(中国・韓国・ロシア語・英語・ポルトガル語・スペイン語)が書かれています。子どもたちは、初めて日本の学校へ入って数日間、緊張の連続だと思います。このカードがあることによって、自分の意思も伝えられますが、学校は、自分たちのことを考えてくれているという気持ちがするのではないでしょうか。

帰国生徒教育の研究2007 − 学校の国際化へのアプローチ ー

京都教育大学附属桃山中学校

京都教育大学附属桃山中学校で取り組んでいる「帰国生徒教育の研究」の報告書。「帰国生徒」「外国人生徒」の受け入れ校である同校は、「個に応じた教育」の視点を重視して実践・研究をしてきました。
第1部JSLカリキュラムを生かした教科学習の授業実践・指導案・事例集
中学校におけるJSLカリキュラムの授業実践報告が少ないなかで、すべての教科の指導案とその評価が記述されている点で貴重な資料といえます。
第2部 帰国・外国人生徒教育の研究 「帰国生徒」「外国生徒」というだけでは捉えられない多様な背景を持ち、移動を繰り返している生徒達への取り組みが、進路指導を含め多様な角度から報告されています。

ダウンロード教材 外国人児童のための翻訳教材
「小学生の漢字熟語集・算数の用語カード・理科・生活科・社会科の用語カード」

兵庫県国際交流協会

財団法人兵庫県国際交流協会が開発した翻訳教材。小学生用の漢字の音訓読み熟語集、算数・理科の用語カード(イラスト付) に加え、今回、生活課、社会科の用語カードがダウンロードできるようになりました。各教科の授業に出てくる用語が、英語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、タガログ語、ベトナム語、韓国・朝鮮語に翻訳されています。付属のイラストに対応させて学習できるようになっています。小学生用となっていますが、中学生の初期指導にも工夫して使えそうな教材です。
ダウンロード

香椎浜小学校 親子日本語教室 よるとも会 5周年記念文集 〜5年間の活動のあゆみ〜

日本文教出版

今春、東京学芸大学国際教育センター着任した吉谷武志教授が代表を務める「よるとも会」の5周年記念文集。「よるとも会」は、福岡県東区香椎浜小学校に保護者の発案で設立されました。本誌の前半「5周年記念文集」で、「よるとも会」に関わった学習者、ボランティアの方々が、5周年を迎えてそれぞれの思いを寄せています。後半は、「資料編〜5年間の活動のあゆみ〜」として「よるとも会」が設立されるまでのプロセス、地域や学校との連携、始まってからのスタッフ資料等詳細な記録が残されています。

小学生の社会 3・4年 ポルトガル語翻訳版

日本文教出版

日本文教出版「小学校の社会」をポルトガル語に翻訳した教材です。東京外国語大学の鈴木茂教授監修のもと、群馬県太田市教育委員会の協力により制作されました。子どもたちにとって内容理解が難しい教科の一つである社会科の特に重要だと思われる内容を選んであります。保護者が読むことも視野に入れた教材となっています。

公民副教材

姫路獨協大学 日本語教育ボランティアグループ

東京書籍「新編新しい社会 公民」に対応しており、教科書のページも示しています。内容を絵や図を使用して理解しやすいようにしてあります。高校入試に対応しており、高校入試の「過去問」も掲載してあります。また、クイズ形式で楽しく勉強できるように工夫された「レベルアップ問題」、学習に役立つURLが掲載されています。

歴史副教材

姫路獨協大学 日本語教育ボランティアグループ

東京書籍「新編 新しい社会 歴史」に準拠した教材で教科書の対応ページが示されています。巻頭に歴史学習に必要な表現が示されています。また、時代別に作成されており、重要語の説明と各時代がどのような時代であったかがまとめられています。

外国人生徒のための 地理(日本編)日本語

姫路獨協大学 日本語教育ボランティアグループ

姫路獨協大学日本語ボランティアグループにより作成された副教材です。 日本語版は全ページの漢字にふりがながつけてあります。本書は、高校入試を目指す受験生向けに作られたとしていますが、日本の地理について全体的な情報が得られるようになっています。また、巻末には、自分で調べるための参考URLの記載されています。

在日ブラジル人児童のための漢字教材 Meu Amigo Kanji (メウ アミーゴ カンジ)

東京外国語大学多言語・多文化教育 研究センター

東京外国語大学多言語・多文化教育センターによる在日外国人児童の教科学習支援のための教材です。イラストが多く、漢字が苦手な子どもが一年生配当漢字を楽しく勉強できるように工夫されている教材です。教材はWeb上でダウンロードできるようになっています。

在日ブラジル人児童のための算数教材  足し算・引き算 日本語クリアー 指導者用

東京外国語大学多言語・多文化教育 研究センター

東京外国語大学多言語・多文化教育センターによる在日外国人児童の教科学習支援のための教材です。教材はWeb上でダウンロードできるようになっています。本書は指導者用です。大蔵守久先生の教材をベースに指導ヒント&ポイントによって指示が掲載されています。

新版 いっしょに まなぼう 続 みえこさんの日本語 指導のアクセス 

(財)三重県国際交流財団

下記テキストの指導書です。巻末には教科関連の絵カードがついています 。

新版 いっしょに まなぼう 続 みえこさんの日本語 

(財)三重県国際交流財団

2000年7月に発行されたテキスト『いっしょに まなぼう 続 みえこさんの日本語』の新版です。話すことを目標とした文型積み上げスタイルのテキストで、「ちょっとさんぽ」のページには学校の行事や教科書で使われる表現が紹介されています。

外国人児童のためのさんすう文章題(1〜3年生)

愛知教育大学日本語教育講座

算数の文章題は、本当に日本語を母語としない子ども達にとって負担が大きいようです。この本は、小学校1年生から3年生までの文章題の練習ができるようになっています。語彙にも十分注意が払われていて、基本的なものと多少新しい言葉(?)が使われているものに分かれています。個人的には「足し算かな、引き算かな」という応用編があるのがとても大切なのではないかと感じました。何より、大変かわいらしい絵がたくさん描かれていて、子ども達も喜ぶのではないかと思います。

ささやかな抵抗のために

近藤順一

このところ、子どもメールでも、夜間中学の日本語学級の専任教員が減らされる状況にあることがよく話題になっています。それに関連したもので、3章では「夜間中学の意義〜その入学制限の系譜〜」として、東京の夜間中学の歴史が語られています。恥ずかしながら、夜間学級の対象として、かつては「日本語学級」が位置づけられていた(現在、この条項は削除されているそうです)ことすら知りませんでした。「『健康で文化的な最低限度の生活を営む』ための日本語とはどのような能力なのか」という指摘は、きちんと考えていくべき点だと思います。

海外帰国・外国人児童生徒教育 指導の手引き
海外帰国・外国籍児童生徒数 調査報告
実践記録集

川崎市総合教育センター

今年はレモン色の3冊です。実践記録集、第21集です。これだけの長期にわたって実践記録を出しているというのはすごいことだと思います。川崎市は「日本語指導等協力者」の活動も有名ですが、この記録集は日本語教室の教員の実践を集めたものです。平成15年度版には、協力者との連携、在籍学級との連携、個別指導、JSLカリキュラムを取り入れた指導などが紹介されています。また『指導の手引き』には、外国人児童生徒だけでなく、これから海外に行こうとする子どもや保護者へのアドバイスも載っています。

目黒でたのしく子育てを

多言語育児情報誌を作る会/目黒区国際交流協会

子育てに関する情報が、満載です。幼稚園、学校、児童館や図書館の情報、各種相談窓口、保育施設や公園、子どもに関するお店の情報、日本語教室の案内まで「ありとあらゆる」といっても過言ではない情報量です。
「目黒で子育て」とはありますが、目黒区内に限定した情報だけではありません。英語・中国語・ハングル語・タガログ語版があります。

実践シェアの会 第7回・8回予稿集&報告書

実践シェアの会

第7回は「日本語指導と教科支援」をテーマに、第8回は「すぐに使ってみたくなる実践シリーズ」をテーマに行われた実践シェアの会の報告書です。計5件の御報告がありますが、いずれもお話がとても具体的で、「そうそう」「あるある」と「困っているのは私だけじゃない」と感じさせる一方、「私が支援する立場だったら」と考えずにはいられない事例が紹介されています。自分の実践を、自分だけのものと考えない姿勢は大切だなあと思います。伝えることで個人の実践が、他の方の実践へと結びつき、育っていくのですから…。

日本語教育の必要な外国人児童生徒の教科学習支援学生ボランティア活動報告書
(2001年度/2002年度/2003年度)

岡山大学教育学部

岡山大学の学生が行っている外国人児童生徒への学習支援の2001、2002、2003年度の活動報告書です。支援にいった学校の概要、先生方からの感想、学生さんの反省のほかに、非常に詳細な指導案、教材などが掲載されています。光元聰江先生が中心となって作られたリライト教材を使った指導も行われていて、具体的なイメージがわきます。個人的には、これから学校の教員になられる方は、ぜひ学生のうちにこうした経験をしておいてほしいもの、と思います。

とよなかにほんごのあゆみ

財団法人とよなか国際交流協会

本当に盛りだくさんで、何をどうご紹介してよいのやら…と思ってしまいました。大きく4章に分かれており、とよなか国際交流協会・アドバイザー・ボランティアそれぞれの「あゆみ」と「とよかなにほんごから派生・拡大した活動」について書かれています。活動に関わる皆さんが、それぞれに振り返り、その思いを伝えているという感じがします。したがって章やその中のグループによってそれぞれ書き方や内容が違っています(それが、私が「何をどうご紹介すれば…」と思った理由ではないでしょうか)。そのあたりに「とよなかにほんご」がここまで安定した(?)活動を続けてきた秘密があるのではないかと思いながら拝見しました。すみません、うまく説明できないので、ぜひご自身でご覧ください。

共に育むふれあい交流都市をめざして‐岐阜県可児市の歩み‐

可児市/可児市国際交流協会

「外国人の子どもの教育環境に関する実態調査報告書」の主要な部分を簡素化したもの、とはじめに書かれています。この調査からは、子ども達の移動が激しく、実態を知るには継続的な調査をする必要があること、就学・不就学の間をゆれている子どもたちが存在することがわかります。また、不就学の子どもたちについて、その子どもたちが家庭の経済を支えている可能性や、保護者が不就学の問題を解決するだけの余裕をもてないなどの問題があることを指摘しています。この調査に参加した方のレポートもいくつか掲載されていますが、戸別訪問をするときのドキドキ感が伝わってくるようでした。

けがだ!病気だ!どうしよう?

にほんご教育の「八の会」

緊急のときどこに連絡するか、病院や薬局での会話など現実場面に即した(もちろん、現実には起きないほうがよいのですが…)日本語のテキストです。英語・中国語・韓国語と、英語・ポルトガル語・スペイン語の語彙表がついた2冊があります。後ろには、教師用のてびき、指導上の留意点もあります。学校で外国人の保護者に説明するときにも便利なのではないか、と思いました。

多文化サービス入門

日本図書館協会多文化サービス研究会

図書館での多文化サービスについて書かれた本です。多文化サービスをする側のために書かれてはいますが、いくつかの地域の多文化サービスの事例や、「こんなときどうする?」といったQ&Aは、日本語が十分でない方に接する人の情報としても役に立つと思います。在日外国人のための各国語の新聞や、それぞれの言語の本が手に入る書店の情報なども載っています。「こんなふうにまとまった本が作られたのは初めてです」と、執筆者の一人である本学図書館にお勤めの方はおっしゃっておりました。

岡山大学教育学部研究集録

岡山大学教育学部

教育学部の研究集録ですので、様々な領域の研究が載っています。その中に、外国人生徒に対する「リライト教材」を使用した国語の授業の研究をなさっている光元聰江先生ほか二名の先生方による「日本語力の異なる外国人生徒への国語指導」があります。この論文では、挨拶程度の日本語しか話せない生徒から日本滞在4年半で教科内容も説明を加えれば理解できる生徒まで、日本語の力に大きな差がある6人のグループに対し、「全員が在籍学級と同じ国語の学習に取り組めるようになり、また在籍学級の国語の受容を受ける場合でも『お客様』状態から脱することができる」ことを課題として実施された研究について述べられています。

ひらがなれんしゅう/カタカナれんしゅう

ふじみの国際交流センター

ひらがな編とカタカナ編の2冊です。それぞれ五十音、濁音、拗音の書き方が練習できるようになっています。書き順も載っており、それぞれのページに日付を書き込むようになっているので、宿題として自宅で学習させるときには便利だと思います。

あしあと

伊賀日本語の会

伊賀日本語の会の10年間の活動の記録です。10年の間に様々な形で伊賀日本語の会に関わった方々からの寄稿で構成されている一部、活動の歴史をまとめた二部、会報からその時々の学習者の感想などを集めてまとめた三部、第四部は10周年記念イベントとして行われた「フォーラムin伊賀」のレポート、そして、五部の資料と六部の「伊賀日本語の会」の近況からなっています。個人的には三部の学習者の感想が大変興味深かったです。皆様にもぜひご覧いただきたいと思います。

てをつなごう

鶴見区中学校領域研究会多文化共生部会


外国人生徒を受け入れる側の中学校の教員のためにまとめられた冊子です。「はじめに」のところに、「外国人生徒の受け入れにかかわることになり、その準備や情報収集に苦労している学校関係者は少なくありません」と書かれています。横浜市鶴見区の先生方が作られたものですのですべての情報が「全国津々浦々でOKです」とはいきませんが、新学期、新年度になって、はじめて自分とは異なる文化を持つ子どもに接することになった方々に「こんな冊子があるよ」と教えてあげていただきたい一冊です。

漢字をおぼえよう1,2‐ロシア語を母語とする人のための漢字教材‐

中国帰国者支援・交流センター用教材開発グループ(中国残留孤児援護基金発行)

「中国語を母語とする日本語学習者のための漢字教材」が既にありますが、そのロシア語母語話者用というべき教材です。当然のことながら中国語母語話者用とは内容は大きく異なります。「数量」「時」「動植物」などテーマごとに漢字が集めてあり、それぞれの漢字の読み方と意味、その字を使った熟語の意味がロシア語で書かれています。また、文例読み練習のコーナーもあり、すべての文例にロシア語の訳がついています。解説の部分がロシア語なので、はっきりとはいえませんが、この2冊の教材では小学校3年生までを取り上げていると思われます。

新にほんご〈あいうえお〉

にほんご〈あいうえお〉をつくる会

「このテキストは、週に1・2回、初めて日本語を勉強する人たちのためのテキストです。特にボランティア教室などで使用する場合を想定して作成いたしました」とあります。この後に日本語の初級教科書へ移行することを念頭に置いたテキストです。イラストも多く、日常場面で接する単語が覚えられるよう、工夫されています。ひらがなとカタカナが裏表になる文字カードもついています。この本はアルクから出版されています。

ひろこさんのたのしいにほんご2 教師用指導書

遠藤宏子/屋代瑛子

おなじみ「ひろこさんのたのしいにほんご2」の指導書がでました。1の指導書に比べると教材に関する記述は減っていますが、その分、文型の解説が入り指導上の留意点も詳しく述べられています。2では、新たに各課の最後に学校生活で聞かれる多少くだけた「応用会話」と読み物としても使える「小さなお話」が加わりました。この本は凡人社から出版されています。

発見 わたしとぼくの学校

日本語教育小委員会(AJALT発行)

「同じ教室で一緒に学んでいる様々な文化背景を持った子どもたちを見つめ、すばらしさを発見することも身近な国際理解教育である」という視点から、日本人児童生徒と外国人児童生徒が双方向で学びあえる教材として開発されたものです。日本の学校の時間割や行事、遊びなどについて書いたり聞いたりした上で、外国の様子を調べて比較する活動をするワークシートのようなつくりになっています。イラストも可愛らしく、どんな授業展開にしようかと考えるのがたのしくなる一冊です。

すべての子どもたちに教育権の保障を
‐愛知県32市への「外国人の子どもの就学状況実態調査」報告書‐

外国人の子どもの教育と人権ネットワーク

タイトルどおり、愛知県下32市への調査結果です。市立の小中学校に在籍する外国人児童生徒数、通訳・指導員の配置のほか、就学状況とそのための手続きやその際の外国語による説明(文書などの翻訳版)の有無、外国人登録をしていない子どもが就学を希望した場合どうするか、市費で雇用されている通訳・指導員数、県内の外国人学校のことなどが記載されています。非常に貴重な調査結果だと思います。

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究 創刊号

母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会

「バイリンガル(多言語教育を含む)を必要とする年少者、特にマイノリティー言語を母語とする児童生徒の言語教育の研究の活性化、実践活動の質の向上、情報の収集と交換を目的(「創刊号発刊によせて」より)」とするMHB研究会の学会誌が創刊されました。創刊号には「バイリンガルの言語喪失を語るための基礎知識」「日本国内の母語・継承語教育の現状と課題‐地域および学校における活動を中心に‐」「両言語リテラシー獲得をどう獲得するか」「ろう児の語り」「語彙学習先行モジュールの日中バイリンガル児童・生徒への応用」「日本国内の母語・継承語教育の現状‐マイノリティ自身による実践‐」という6本の論文が掲載されています。もちろん、内容も濃いのですが、表紙がとてもほのぼの&のびのびした感じで、すてきです(すみません、余計なことでした)。なお、この本は、購入することも可能だと聞いております。母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会のホームページは次の通りです。

http://www.mhb.jp/

『The Way We Are 2004 伝えたい私たちの素顔』

(財)国際文化フォーラム

今年も届きました、国際文化フォーラム編集の写真集。2004年に実施された「第8回高校生のフォトメッセージコンテスト」に寄せられた写真・文章が掲載されています。思わず目を奪われる作品の数々。2004年・日本に住む高校生の足跡です。
海外に住むバイリンガル児童のための にほんご1ねんせい−このゆびとまれ−』
『海外に住むバイリンガル児童のための にほんご1ねんせい−このゆびとまれ−ワークブック』

スイス日本語教師の会・教科書制作グループ

スイスに住む日本語の先生たちによる自作教材です。これまでスイスのバイリンガル児童(「海外に住み、片方の親あるいは両親と日本語で話せる環境にあり、その国の学校教育を受ける児童を指す」はじめに より)はこれまで日本の国語教科書で日本語を勉強していました。これに疑問を持った先生方によって生み出されたのがこの教材です。対象は小学1年生(6〜7歳)の海外に住むバイリンガル児童。本冊と、それに沿ったワークブックに学習の手引きがついています。教材中には外国語表記が一切ないので、日本に住む外国人児童の指導に使えるページも多いのではないかと思います。かわいい絵は見ているだけでも本当に楽しくて、ついつい塗り絵をしたくなってしまいます。この教材の公式ホームページは次の通り。教材の目標や使い方などが詳しく書かれています。
http://nihongo1nensei.hp.infoseek.co.jp/

「在日外国人児童生徒への学習支援活動」(平成16年度多文化コミュニティ教育支援室活動報告書)

東京外国語大学多文化コミュニティ教育支援室・発行

東京外国語大学の多文化コミュニティ教育支援室が取り組んだ活動のうち、「在日外国人児童生徒の学習支援」の活動が報告されています。活動の柱になっているのは、「学生ボランティア活動」「教育研修プログラム」「調査・研究」「各種催し(国際理解教育講座など)」の4つで、それぞれについて具体的な実践報告がなされています。この取り組みは、公立小中学校、NPO、自治体、大学等々、様々な組織・団体に入り込んでおり、幅広い実践がなされているようです。報告書では、上記の4つの柱それぞれについて「今後の課題と展望」がまとめてあり、それらの課題は読者の私たちにとっても大変参考になります。本当にたくさんの大学生が活動に関わっている様子。今後の取り組みがますます気になります。
「実践者と研究者の『協働』による実践・研究の試み(H.13.04〜H.16.03)」
(外国人児童生徒の日本語及び教科学習に関する研究プロジェクト)

齋藤ひろみ・編集, 東京学芸大学国際教育センター・発行


東京学芸大学国際教育センターで取り組まれた研究プロジェクト(代表・齋藤ひろみ)の報告書が完成しました。二つのフィールド(小学校1校と中学校1校)での活動を通して、教師や保護者や研究者のつながり=実践・研究コミュニティが形成されたこと(協働)が報告されており、その意義が主張されています。ともすれば研究と実践は対立してしまうこともあるものです。しかし、この報告書は研究者の立場、教師の立場、ボランティアの立場、さまざまな立場の人々が一つの目標に向かって共に手を携えていくことの重要性とその可能性を示唆してくれます。報告書ではさまざまな事例が理論にもとづきながら報告されています。外国人児童生徒を対象とした取り組みに日々ご健闘なさっている方々にとっては大きなヒントとなるのではないでしょうか。(手前味噌でスミマセン・・・。)

かんじだいすき (六)

社団法人 国際日本語普及協会

国際日本語普及協会(AJALT)が出版してきた「かんじだいすき」シリーズの最終本。長年、外国籍の子どもたちに日本語指導を行ってきたノウハウを基にして小学校6年生の配当漢字181字をグループ分けし、語彙単位で掲載してあります。リソースルームには「かんじだいすき」の(一)から(六)までが備 えてあり、(六)には、漢字カードと絵カードも置いてあります。

帰国生徒教育の研究 2006
学校の国際化をめざしてー帰国・外国人教育を通して

京都大学附属桃山中学校

同校が取り組んでいる帰国・外国人生徒教育の研究報告書です。付属学校としての特性を生かし、日本語教育の活動としてJSLカリキュラムを生かした授業づくり、帰国生徒の表現力の伸長、海外校生徒との交流、地域との連携といった成果が報告されています。

小学校の1日・中学校の1日(DVD付)

浜松市国際理解推進協議会 浜松市教育研究会外国人指導研究部

初めて学校に来た外国人児童・生徒を対象に、学校生活に必要な言葉をポルトガル語との対訳で紹介しています。生徒の1日の生活を追う形になっており、外国人児童・生徒が混乱しやすい学校のきまりを各学校の状況にあわせて各自が書き込み、使えるようにしてあります。持ち物も写真入りで(小学校のみ)示してあります。

外国人指導 ステップワーク

 浜松市教育研究会 外国人指導研究部

日本語を初めて勉強する子どもを対象としています。文字と言葉をステップカードをもとに、絵入りのワークシートを使って学べるようになっています。ステップカードは、ひらかな、カタカナ、漢字が勉強できるようになっており、文を作る練習も含まれています。

  外国人指導 学習活動例集

浜松市教育研究会 外国人指導研究部

外国人児童指導のためのヒント集として作成されました。学習活動が、「初期日本語」「学校生活・行事」「教科学習」と分けてありますが、同じ学習項目でも生徒の実態に合わせて活動をアレンジできるようになっています。1枚のシートに「ねらい」「学習活動」「語彙と表現」が提示され、さらに準備する教材や「具体的な支援」「バリエーション」が紹介されています。目安となる指導時間数も提示されています。

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