JSL研修報告

平成27年度 第1回JSL研修の分科会報告(西村先生)

初任・体制:西村先生

 私のグループは、最初にみんながそれぞれの悩みを出し合い、このブルーの付箋に書きました。この付箋をもとに自己紹介の時に、何に困っていますか、悩んでいますか、一人三つずつ出していただいて、それを順番を決めて解決していこうとしました。始まってみると,本当に密な時間でした。

 何よりも今日朝一番で飛行機に乗ってきてよかったなって思い、すごく嬉しかったのは、やはり子供たちにかかわっている先生方がエネルギーを持って、そして楽しんで、子供たちに力をつけたいという思いを、今日私がいただけたことです。授業の話の時に、結局子供にぴったりの教材はなんなのかなとか、子供の、この子に合わせた力を伸ばすにはどうしたらいいのかな、とやはり考えるのです。そうなのです。この子にどんな力をつけたいのか、そのためには本、教材ありきではなくて、教材は教材として一つの道具なのですよね。この子にこの力をつけるには、あ!この道具をこんな風に使って、こんな手立てをすればいいなと思うところに、楽しみがありますよね、というのが今日のうちのグループでの話でした。そこに、楽しみをもっていただけたら、子どもも、もっと楽しくなります。たくさんいろいろわからない言葉や、文化の中に生活している子は、先生方が楽しんでこの子と共にいてくれるということだけで、まず安心できます。適応指導です。そして、力をつけていってくれることで、その子の前に広がる世界に橋渡しができるなと思ったら、そこをさらに楽しんで下さい。

 私にとっても今日来てくださった先生方との出会いは、とても宝物になりました。お互いに情報交換をすることは約束ができたので、まだこの縁を生かして指導していただけたらなと思います。

 どうもありがとうございました。お疲れ様でした。

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