センター長 ご挨拶

センター長

東京学芸大学国際教育センターは、海外・帰国児童生徒教育に関する研究・教育活動を行っております。

現在、本センターの組織は「海外・帰国児童生徒教育」、「外国人児童生徒教育」、「国際理解教育」の3領域、「多文化共生」「市民性教育」「発達・学習」「言語・心理」「外国人児童生徒教育」の5分野で構成しています。センター所員は、それぞれの領域・分野で、調査・分析・研究やカリキュラム・教材などの研究・開発及び研修機会の提供、教育指導相談などの専門的活動を、積極的に展開しています。

また、本センターでは、学内外の専門家に協力を仰ぎながら、「海外子女教育セミナー」「JSL(Japanese as a Second Language)研修」「多文化共生フォーラム」「国際教育センターフォーラム」などを企画・開催し、海外・帰国児童生徒教育に興味関心を持たれていらっしゃる方々に、研修と情報提供の機会を設けています。

なお、本センターは、1978年(昭和53年)4月に、海外・帰国児童生徒教育に関する研究・教育活動における中心的役割を担う全国共同利用施設「海外子女教育センター」として、東京学芸大学に設置されました。その後、国際化が進むにつれ在日外国人は急増し、それに伴って、外国人児童生徒の教育は大きな課題となりました。そこで、この課題を解決するため多領域で研究が行われるようになったため、時代のニーズにあわせ、本センターも2002年(平成14年)4月に名称を「国際教育センター」に改め、今日に至っています。

本センターは、日本の教育の国際化に対応するための全国共同利用施設として、皆様にご利用いただけます。また、本センターのホームページでは、研究・調査・資料などを積極的に公開しております。どうぞ、お気軽にご利用下さい。

所員一同、これからも、全国の皆さんとともに歩む開かれた国際教育センターとして、充実発展するよう努めて参ります。

みなさまのご理解とご協力、ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

国際教育センター長  竹鼻 ゆかり